アイヌのアットゥシ織北海道の染織探訪記(服飾文化学会セミナーにて) 北海道は大学生の頃から度々訪ねたが、この夏の出会いはまた、感激だった。8月初旬、北海道のアイヌの染織と、伊達市の開拓期当時、武士たちが用いた衣類や寝具などを見てきた。 伊達市は、この名でわかる通り、仙台の伊達藩(亘理)が開拓のため渡った地だ。仙台市博物館にも武家の絹の夜着(着物型の布団のこと。分厚い真綿つまり絹の綿が入っている。)が残っているが、この伊達市にも見事な伊達藩(亘理)の夜着が残っていて驚きだった。 伊達市は、洞爺湖のすぐ近くなので、サミットでこの夏は話題となったところだ。環境への取組が先端的なことでも知られてる。旅先としては、市をあげて歓迎してくださりおすすめだ。アイヌ染織も伊達市という土地も、どちらも、生活環境学科のテーマである環境の話題と関係が深いので、本学科の学生にも薦めたい。 アイヌ文化と東北の結びつきは深い。詳しくはたくさん文献があるので、それを読んでいただくことにしたいが、少し紹介しよう。本州から北前船で、江戸中期から明治時代に大量に木綿布が交易により、北海道に渡っていった。それま...
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